2003/03/31
晴れ、28番大日寺から30番善楽寺
6時三人で朝食、6時45分
旅館かとりを一人で出る。
昨日までは国道55号またはそれに並行する旧道や自転車道をひたすら歩いていたが今日のコースはすぐに国道55号から外れる。
7時50分ごろ、
28番大日寺をお参りする。境内で昨日一緒に歩いた遍路さんと再会し、挨拶をして別れる。この寺では納経所でこちらが歩き遍路だと判ると次の札所までの地図を渡してくれて行き方を説明してくれた。
8時50分ごろ、戸板島橋を渡る。しばらくいくと地図によれば、遍路無料接待所があることになっているが無かった。数年前まであったのかな。遍路の行儀が悪いので止めてしまったのかな。
9時半ごろ、道路に面して古い廟があり、菓子や果物のお供え物があった。欲しいのをぐっとこらえた。
10時55分、
29番国分寺に到着する。桜が咲いていたりして、人は大勢いたがのどかな雰囲気の寺だった。
お参りを済ませ、山門を出て、田園風景を楽しみながら歩く。
12時15分ごろ、田園風景の中で無人の小さな神社を見つけ休憩する。
【田園風景】 【田園の中の神社】
田園風景を抜けてからしばらくすると逆打ちの老人と会う。9回目だという話し。
午後2時15分ごろ、
30番善楽寺に到着する。場所がわかりにくく、道を間違えたら地元に人が教えてくれた。
お参りを済ませ、ホテルに向かう。ホテルは番外の安楽寺の方向だ。
途中で若い女性に呼び止められる。ドキッ。
女性「安楽寺に行かれるんですか?」
私「ホテルに行くんですが」
女性「私、遍路さんに接待したくてこの通りをよく歩いているんです。接待を受けてくださいますか?」
私「明日はもう帰るんですけれど」
女性「一国打ちですか?」
私「区切り打ちです」(後で調べてみたら同じ意味に取ってもよいらしい)
女性「お接待を受けてください」
私「ありがとうございます」
(ここで、菓子の接待を受ける。この女性はお四国様を7回ほど廻っているとのこと。)
15時50分、
ビジネスホテルタウン駅前に着く。
夕食は時刻表を確かめるついでに駅に行って、喜多方のラーメンセットを食べる。740円。
ホテル内では牛乳100円、サイダー150円。
途中、飲み物150円。
他の遍路さんに出会うと自然に何巡目かと聞いてしまう。聞かれてしまう。