おさむくんのホームページ
2003/09/18
お礼詣でへの旅（１）(メモ)
最初に参拝した寺に詣でることを「お礼詣で」というらしい。
５時半ぐらいに民宿八十窪を出る。
しばらくの間、腰の状態が悪かった。犬大師をお参りした後のどかな道を少し楽しんだ。腰も楽になった。
９番法輪寺を参拝して、門前の店に寄る。ここまでほとんど緩い下り坂だった。
露店に近い雰囲気の店で、軒先で餅とカキ氷を食べる。この雰囲気を味わいたくて法輪寺を迂回してきたのだ。
食事中にお遍路さんが来たので少し話しをした。
私「遍路は初めてですか」
彼「四国の遍路は初めてですが、去年、スペインのサンディゴの巡礼をしています」
その後、サンディゴの巡礼の話しを聞いたところによると
「治安の不安はほとんど感じなかった。安全な旅だった」
「泊まるところが凄く安くおどろいた」
「一部屋に二段ベッドが幾つもあり、相部屋で何人も泊まった」
「ことばなんか通じなくてもどうにでもなる感じだった」
「巡礼仲間の友達が出来た」
「巡礼どおしで婚約した人もいる」
「とにかく楽しかった」
彼は、こんな話しをしながら、巡礼をしたときの貝のマークのスタンプを見せてくれた。この話しをしているときの彼の目はキラキラ輝いていた。
店を出るとき、店から焼きいも二つとペットボトルに入った氷水の接待を受けた。
１３時半、６番安楽寺に着く。参拝して宿坊に入る。
去年、お世話になったときの住職は老人だったが今回は若くなっている。前の住職はどうしたのかな。