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2009/07/05

自宅→２２→２３→交差点→JR鷲津駅

自宅
0.00km
22番札所蔵法寺
22.62km
23番札所礼(禮)雲寺
24.50km
交差点
30.53km
JR鷲津駅
33.74km
日曜日、曇り
7時48分、愛犬ランの写真を撮り、出発
8時48分、水田地帯を歩く
10時8分、舞阪漁港の中を歩く。
舞阪漁港には舞阪宿の史跡や立札が多くあります。少し紹介すると
舞阪漁港
水神様
雁木
石垣

渡苛場(とかば)跡

　江戸時代、舞阪宿には３つの渡船場があり、ここは、そのうち一番南側の渡船場で渡苛場といい、一般庶民の乗降にも利用したか、その名のように主に東海道の輸送用荷物の積卸しをした場所である。
　これらの石垣も昭和25年から始まった漁港修築工事により姿を消した。水神様はもとは３０ｍくらい東の地点に鎮座していたが、漁港工事に伴いここに移された。
舞阪町教育委員会
舞阪宿の渡船場、本雁木(ほんがんげ)跡

　江戸時代、舞阪宿より新居宿までの交通は渡船であり舞阪側の渡船場を雁木といった。雁木とは階段状になっている船着場のことをいい本来は「がんぎ」と読むが舞阪では「がんげ」といっている。
　ここは東海道を旅する人が一番多く利用した本雁木跡で東西１５間、南北２０間の石畳が往還より海面まで坂になって敷かれていた。またここより新居へ向かう船は季節により多少変わるが、関所との関係で朝の一番方は午前４時、夕方の最終船は午後４時であった。
舞阪町教育委員会
10時31分、弁天島を通る。
11時14分、JR新居駅の前を通る。
11時24分、新居関所跡、中に入って見学する。
　３順目を廻っているときに初めて気がついたこと
　この三十三観音霊場のコースには新居関所跡、細江関所跡と二つの関所跡を通ること。
　この三十三観音霊場は昭和５９年に創設、つまり、自動車社会になってから創られた。
　「関所跡」ではなくて、「関所」時代、地方の霊場で「関所越え」のコースを創るだろうか。
　なにも調べていないので分からないが、おそらく「関所越え」のある霊場は少ないと思う。
　今回は「関所越え」の気分を味わいたくて関所跡の中に入ってみた。
12時15分、検校ケ谷
検校ケ谷(けんぎょうがや)

　江戸時代、検校とは盲人社会の最高位をさし、座頭が検校になることは困難なことであった。
　言い伝えでは、その昔、盲目の座頭が検校の位を得るため、東国より京に上る途中、この辺りで道に迷い倒れ、その望みを絶たれてしまった、という。
　その後、誰言うとなくこの谷を「検校ケ谷」と呼ぶようになった。
新居町教育委員会

12時48分、22番札所蔵法寺着
読んでも出てこないので勝手に本堂に入って隣の部屋の観音様にお参りし、朱印を押していた。
そこへいないと思っていた住職さんがやってきた。

13時26分、お寺を出るとすぐに潮見坂になる。ここが昔からの潮見坂らしい。
潮見坂

　潮見坂は、街道一の景勝地として数々の紀行文などにその風景が記されています。
　西国から江戸への道程では、初めて太平洋の大海原や富士山が見ることができる場所として古くから旅人の詩情をくすぐった地であり、今でもその眺望は変わらず、訪れる人を楽しませてくれます。
　浮世絵で有名な安藤広重もこの絶景には、関心を抱いたようで、遠州灘を背景にその一帯の風景を忠実に描いています。

13時47分、「おんやど白須賀」に寄る。

14時4分、23番札所礼(禮)雲寺着
奥さんが納経をしてくれる。

15時42分、交差点。30.53km
この交差点までが今日の予定。次回はここから歩きたい。できれば…
バス停留所を探して時間を見たがとても待てる時間ではない。
JR鷲津駅に向かって歩く。

16時23分、JR鷲津駅着。33.74km

16時32分発の電車でJR浜松駅まで。
(本当はひとつ手前のJR高塚駅でよかった。ときどき、失敗をする。)

浜松駅から自宅まで歩く。途中でお好み焼きやへ寄りながら。
18時38分、自宅着。39.19km