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2002/H14/12/02

西渡の民宿植山から池島部落まで

12月7日（土）記す。
2002年平成14年12月2日「塩の道」を歩く。

　１泊２食付、今日のおにぎり付き、ペットボトルのジュース一本で７３５０円。
　７時２０分、民宿植山を出る。
　近くの店で３００円の菓子を買う。
　山姥神社を経由しながら八丁坂を登る。
　明光寺に気づかずに部落に入る。
　部落で尋ねてみると脇を30ｍぐらい戻ったところに寺の墓地があった。
　ガイドブックによると、この部落は「明光寺峠の荷継場跡」らしい。ここが明光寺峠の始まりと考えてよいのかな？


　ここまでが結構急な上り坂である。
　ここからは緩い下りが長く続く。
　昨日が雨だったので今日は濃霧である。
　瀬戸の部落に入ると車道に出る。
　間庄部落を越え、立原部落に入る。立原部落は古道を歩く。
　１０時、島部落に入る手前で道が分かれる。安全を優先して国道１５２号に出ることにした。
　島部落を通過し、１０時４０分にＪＲの城西駅に着く。
　芋堀部落を抜けるところまでは道を間違えなかった。
　しかし、ここから水窪川を渡って水窪町に入らなければならないのを国道１５２号をそのまま行ってしまった。気が付いたのは１１時２０分、１５２号の水窪町の境界まで来ていた。戻るのを止めてそのまま進んだ。
　水窪の町に入る。しばらくすると上り坂になる。
　丘にある塩の道公園を通過し、もう少し登ったところの路傍で食事をする。塩の道の登りきったところである。

　坂を下り、平らな道を歩く。
　賽の河原では石を積み、手を合わせる。

　歩いていくと商店があり、ガイドマップと照合してみようとしたが分からなかった。
　１３時５２分、民宿もちづきに着く。派出所の裏にある。ここまで３４０００歩である。

　ガイドマップで位置を確かめる。派出所のマークがあるのは途中島部落である。ガイドマップでは賽の河原から民宿までの間に商店は無い。商店はもっと先である。
　荷物を預けて続きを歩き始める。
　ガイドマップの商店の位置には商店は無かった。
　所能部落では川沿いの小道に入る。部落に入ると犬が吠える。尻尾を振っているから噛み付っかないだろう。人懐っこい犬だった。
　部落を抜けたところで橋を渡り、梅島部落に入る。
　馬宿跡では主人と話しをする。

　ここへ来て三代目だという。わらぶきの民家と馬が１０頭ぐらい入る馬小屋が最近まであったそうである。役所の人が来て保存して欲しいと言われたが維持管理費は出ないとのことで止む無く民家は建て直し、馬小屋は無くしてしまったと言っていた。
　近くに乞食岩という岩があり、昔、宿に泊まる銭の無い人がそこに焚き火をしながら泊まったそうである。昔は岩の下に４畳ぐらいの平地が有ったが、今は２畳しかないそうである。

　続きを歩いたが岩は分からなかった。
　１５時２０分、池島部落に到着。

　帰りは国道１５２号を戻る。４５３６４歩である。