おさむくんのホームページ

2003/03/02

１３番の大日寺から１６番の観音寺

　７時１０分、なべいわ荘を出る。晴れ
　犬に別れを告げに行ったら、散歩に連れて行けと吠えて催促された。しかし、そのまま別れを告げた。
　山を登り、玉ケ峠に出るのに４０分。ここからは車道だ。あとは、ゆっくり長い下りになる。

　　　　　　　　　玉ケ峠
　少し、行ったところで府中部落の人に会い、次のような話を聞いた。
　「昔からの遍路道はもっと山の上のほうにある。遍路案内の石もちゃんと残っている」

　車道をさらに下ると途中に「この下、鏡岩太子」とか書いてあり、下の判断に迷った。このまま、車道に沿って下って行くのか、谷を下って行くのか。車道に沿って下って行ったけれど、それらしいものは無かったので谷を下っての意味だったのだろう。旧遍路道はこの位置ではもっと谷のほうにあることだろう。ということは車道と昔からの遍路道はどこかで交差していることになる。

　９時５５分　駒坂の流下橋　　　　　　　１０時１０分　須賀口バス亭

　「人も河鹿（カジカガエル）も満足きれいな川」
　私「ここには河鹿ガエルがいるんですか？」
　地元の女の人「ええ、河鹿の古里と言われていますけれど、私は見たことが無いんです」

　じきに大日寺に着く頃、バスツアーのお遍路さんが橋っているバスを留め降りてきて、おむすびのお接待を受けた。
　「これ、お接待です。頑張って歩いてください」
　「ありがとうございます」
　この人も、いつか歩きたい様子だった。


　１２時半、１３番の大日寺に到着。

　参拝と納経を済ませ、接待のおむすびで昼食をとる。
　ここで、焼山越えを共にした前橋さんと群馬さんと再会する。
　大日寺までは元気だったが、午後は疲れてきた。

　ここからは群馬さんと歩く。群馬さんは今日で帰ると話していた。
　２時６分、１４番の常楽寺
　つづいて、１５番の国分寺
　３時２０分、１６番の観音寺
　今日は、どこも団体遍路と重なっていた。

　４時ぐらいに鱗楼に着く。
　万歩計の電池が切れていたので歩数は不明。鱗楼でコンビニを教えて貰い、電池を買ってくる。